簡単な病気を持ったわけでは無かったと思い知らされ、苦しく悩む数日間でした。
先日、精神科の受診日だったのだが、先生に正月休みはどうしていましたかと聞かれて、お酒の機会があり酒鬱になりましたと話すと、酒鬱なんてものもあるんだねーと黙って聞いてくれて、後厄が終わったことなど近況を話して、仕事の方はどうですか?と聞かれた際は、なんとかやってるという感じです。としか言わず、もっと気になる事などを先生に相談して帰れば良かったと後悔が残りました。
帰り際に先生が負けないで頑張ってねと言ってくれたのだが、やはりこの病気は自分に負けそうになってしまうものであり、まだ僕が順調にいっているとは見えなかったので先生は一言そう言ってくれたのだろうと思いました。
実際に4時間から8時間の仕事になってしんどくないわけはなくギリギリだったかもしれなかったです。
病院から帰ってきてから色々考えてしまい、自分のやりたかった職種だったり、仕事内容だったらきつくないのかもと思ってしまい、今までのようにパソコンで求人を探すという行動をしてしまいました。
ある人から僕は求人検索が趣味だもんねえと言われるほどなのだが、なぜか求人を見ていると落ち着くところがあるのです。
東京の好きな子に相談したり、元嫁さんに相談したりしたら、あなたは自分の中で決めたらそのようにしか動かない人だから任せるよ、後悔だけはしないでねと言ってくれました。
悩みを持ったまま朝になりよく眠れず鬱気分が強く、初めて店長に休みを頂きたいと連絡したら、ゆっくり休んでと心配してくれました。
日曜日だったので元嫁さんが話し相手になるよと言ってくれたので家で気分転換に付き合ってもらい時間を過ごしたが、次の日のことを考えると仕事に行きたくないという気持ちと何もしたくない気持ちに襲われていました。
次の日も休みをもらい、午後から店長と話し合いをする時間を作ってもらい行ってきました。
店長から死にたくなったりする?と聞かれた僕は素直に、はい。と答えました。
死ぬ気になったら何でもできるっていうけど本当に苦しい人は何もできなくて死ぬことしかできなくなるからなあ。
頑張ろうと思っても頑張れない病気だってのはわかっているよ。だから会社と店舗では守っていくつもりで雇っているよ。
普通の人が一年かかるところを三年かかってもいいんだし三年かかるとこを五年かかってもいい。
仕事の面で色々不安とかあっても、何かあったら責任は店長にあるんだし、その上は社長に責任あるんだし何も心配しないでいいよ。
仕事続けてたらもう一回結婚できるかもだし家だって買えるかもしれないし。
人生って10のうち9は辛いことだよ、残りの1がいいことあるし、それが良くてみんな生きていけている、そんなものだよ。
仕事で商談でも決まると、きっと君は喜びを感じることのできる人だから採用したんだよ、君は苦しみが分かる人だから。中にはそんなのどうでもよく仕事している人もいるけど、採用するなら気持ちある人を採用したかったんだよ。
と、店長が色々話してくれている中で僕は涙が流れて来て、この店長とならやはりやっていきたいと思い、転職のことは考え無くなり、鬱気分も晴れていきました。
来週店舗の人達と元会社の常務と4人で僕の新人歓迎会で飲みに連れていってくれるそうだが、酔うと増々涙もろい僕はハンカチを準備して行って、忘年会に
来れなかった店長と初めて酒を飲み交わす機会になるのでとても楽しみです。
病気に負けないでというよりは病気と上手く付き合って今後も進んでいきたいです。