春来たる君の軌跡

統合失調症を発症するも回復し、日々前向きを目指しているお兄さんです。

挫折と再生

またダメだった。 2日間フルタイム働いて3日目出勤したがまたパニック気味になった感じというか思考が停止した状態というか、作業することができなかった。 30分で早退して帰宅した。 元嫁さんがゴールデンウィークで休んでいたので状態を話したら家に来てく…

就職

先日、もう一度実習の機会を作ってもらえるか聞いてもらった病院からの回答は、すみませんができませんという結果でした。 残念だったが切り替えてもう一度就職活動の再開をして、本当に福祉系で探していくのか考えたところ、人と関わる仕事の楽しさもあるだ…

春来たる君の春2024

満開の弘前公園の桜を昨日元嫁さんと見てきた。桜の木の下でにっこり笑って純真さのある彼女の写真も残せて、またひとつ春の思い出を増やせた幸せ感の余韻で目覚めた朝。 そんな中でも気掛かりはまだ就職が決まっていないことで、思考が仕事のことを考えるこ…

俺らしく

僕には覚悟が無かった。 というかやはり狂人なのか。 どこかで見たが、愚人は過去を狂人は未来を賢人は今を考えるとあったがそれは本当なのか。 僕はわがままなのか我慢できないのか神経質なのか心配性なのか、その全てでいわゆる社会不適合と言われているも…

門出

目の前の霧が晴れたような気分。不透明な先が見えない狭い世界から抜け出し、新たな出会いへのワクワクと自分の可能性へのチャレンジ精神で明るい未来を見ているからか気持ちが澄んでいる。 先日B型作業所への通所を終了して、面接3か所目では実習の話にもな…

意識を変える、今から変える

あの頃は良かった。自信に満ち溢れていた。 だって自分が好きだったから。 スタイルも良く、服も自分の感性で買い、良くオシャレだと言われたものだ。 いつからだろう、自分の見た目、服装などにこだわらなくなっていたのは。 周りの人からデブキャラ、ゆる…

ひとりごと

青森県の春もいよいよ近づいてきているような気候の日が多くなってきた近頃だが、僕の心はまだ晴ればれせずに、昨夜なんて鬱々としてしまいやっぱり生きるのは辛いことの方が多いよなあなんてマイナス思考になっていた。 先日の介護補助の面接結果が出たのだ…

僕とダウンタウン

ちょっと体調がいまいちだなあという気がして原因を探してみた。 僕が好きなことは何だったけなあと。 お酒かなあと思ったがそうでもなかった。 テレビもつまらないしなあ、と思った時に答えが分かった。 松本人志の問題だった。 僕はダウンタウンが大好きで…

バイブルから

ふと一日の振り返りをしたり、気分転換をしようと音楽を聴いたりするために僕はパソコンを使うことが多い。 大切なことに気付く場所はデスクの前ではなくて、いつも青空の下だった。という旅人もいるだろうが、僕が大切なことに気付くのはパソコンの前が多い…

何が好き?

昨日の晩、友達と飲みに出た。10年近くの付き合いになる同い年ママの店にした。 そこで顔なじみの客に笑わせてもらったりして、ほろ酔いになり気分よく飲んでいると、ママと仕事の話になった。 はるきにはずっと前から言ってるけど内職しか向かないと思う、 …

生きてく、暮らしてく

心の声に正直に。そう思って、春先の目標を考えた。 今お世話になっている会社でステップアップとして常用雇用してくれるのか一人で考えていても先へは進まないということはわかっている。 なぜそんなに急ぐのかと思う人もいるかもしれないが実際に今の暮ら…

正月の思い2024

新春のお慶び申し上げます。 年末忘年会で長渕剛のしゃぼん玉を大勢の前で歌い、専務から上手いなあとお褒めの言葉を頂き、元日に元嫁さんとカラオケに行ってしゃぼん玉を伸び伸びと歌い、その日の夜に実家でしゃぼん玉をまた披露して家族からも今までで一番…

悲しみサンタと未来サンタ

12月は一年で一番慌ただしく日々が過ぎる気がしますが、その中でクリスマスの予定もみなさん大事にしているのではと思います。 僕も12月に入ってすぐの辺りに今年のクリスマスは元嫁さんとケーキでも食べれたら最高だと思い、誘ってみたところ(仮)のOKをいた…

幸せとは

昔の自分と今の自分の違いは何だろうかと考えてみた。 自分の弱さ、脆さゆえに調子を崩した時、そこから立ち直ろうという気持ちに直ぐなれて行動することができている。 多くは人付き合いの中で理不尽なことをされて頭にくることが僕の体調を乱してきた。 気…

近況報告

就労継続支援B型事業所に通い始めて一ヶ月が経ちました。 作業は注文の弁当の盛り付けや、自社製造のシードルのラベル貼り等を行っています。 利用者は19歳から70代までと幅広い年代層です。 みなさん何らかの障害を持っているのだが、特にどういう障害をお…

死について考えてみた

よく人は人生はあっという間というが、苦悩に満ちた日々を送っている人はそんなことを考える余裕はないだろうし、実際僕も20代の苦悩、挫折、自分の未来への不安に支配されていた時は生きることがこんなにも辛いものかと苦しかった。 処方された眠剤と精神安…

平穏

一日の過ごし方は人それぞれあると思います。 心穏やかにストレス無く、事故やトラブルに遭わないで一日を終えたら幸せと思えるようになりました。 職場は色々ありますよね。 給料 労働時間 通勤距離 仕事内容 人間関係 職場雰囲気 向き不向き 今の僕は職場…

使命

朝目覚めて一服でタバコを吸う。 それと同時に元嫁さんにおはようとLINEを送る。 たまにスタンプだったり、今日の予定を教えたり。 離婚してから一年が経つが、LINEを辞めていた時よりは今の毎日挨拶している時の方が心穏やかでいるのはたしかなことで。 お…

こんな僕のプライド

長渕剛さんの親知らずという歌に 銭はよお 銭はよお そりゃあ欲しいけどよ なんぼ積んでも なんぼ積んでも 譲れねえものがある という歌詞がある。 生きるためにお金が必要な世の中ではある へこへこして下手にでていれば可愛がられて仕事も教えてもらいやす…

たしかなこと

同棲と結婚生活合わせて10年を寄り添った。30歳から40歳までの良き時を喜び合い、辛い時を乗り越えて妻と暮らしたのは人生の宝となった。 なぜ夫婦生活が終わったかというと妻をもっと大切にできたはずなのに僕は自分中心に夜の街に出てしまい、寂しい思いを…

結婚に至るまで

ソラの入院という事態になり、面接していた会社は採用になったが入社時期を遅らせてもらうことにしていただいた。 ソラの入院初日様子を見に行くと大部屋の一角のベッドの上の隅に身を縮めて恐怖に追われているように横になっていた。こんな姿は想像していな…

予期せぬ出来事

退院後は臨床治験中に助けを求めるように電話した入院前までお世話になった就労支援A型事業所の役職者にまた連絡して事業所へ戻ることにしてもらった。約一年間休まずに体調も管理して通い委託訓練に入り、その結果で一般企業への就職まで繋いでもらったが、…

臨床治験体験記2

治験入院後の医療保護入院でのもう一つの出来事です。その日、日本テレビの24時間テレビが放送されていたのだが、その放送も特別な目的で行われていると思い込みが始まりました。地球をどう救うかが大テーマで地球が無くなる前に研究者達が一分一秒をかけて…

臨床治験体験記

僕は32歳の時に臨床治験で入院している。統合失調症の新薬開発に協力しようと病院の張り紙を見て応募したのだ。これは治験コーディネーターが付いてくれて協力してくれるもので、有償のボランティアのような感覚で参加することにした。治験を経て薬が認可さ…

同棲スタート

二人暮らしで必要なものは大体お互いの実家から頂いたものを使った。大変助かったと思っている。僕たちは失業給付金をもらっていたのでこの機会に二人で職業訓練校に行こうと決めた。僕たちは直ぐに入籍したわけでは無かったので苗字が違うけど住んでいると…

ソラの優しさ

ソラからもらったバレンタインのお返しに、僕もチョコを買って渡したことがある。カラフルな個包装の量がたくさん入っている外国産のチョコをお礼で渡して、僕も味見をさせてもらったのだが、お世辞にも美味しいチョコではなかった。ソラも確かに美味くはな…

あの日の覚悟

新しくできたこの事業所には様々な障害を持った働く意欲のある人たちが集まった。 働きたくても一般企業では難しかった人、長く休職していたがこの機会にということで働き始めようとした人たちで希望に満ちあふれていた。僕もその中の一人で心機一転この会社…

ご挨拶

退院してからはまず就労支援B型事業所からスタートすることにした。一般企業に就職することが不安だったし就労訓練が必要かなと思ったので自転車で通えるところにあった事業所に通うことにした。ここではグループホーム内の洗濯物の仕分けや畳み作業をしたり…

僕とおばあちゃん

退院してどう暮らしていたかというと、おばあちゃんの運転手をよくしていた。おばあちゃんは毎週のように病院へ通っていたと思う。道中の車内では特に話をしたわけでもなかった。今思うとあんなに話す時間があったのになぜ話さなかったのかが悔やまれる。お…

急性期

僕が定期受診していた病院に到着した。この日は夜間診療をしている日ではなかったので緊急外来だったと思う。いつも診てもらっていた先生ではなくて女性の医師が診察してくれた。父が僕の後ろに 居て先生に話していたので何も僕は話さず理由はわからずただイ…