春来たる君の軌跡

統合失調症を発症するも回復し、日々前向きを目指しているお兄さんです。

門出

目の前の霧が晴れたような気分。不透明な先が見えない狭い世界から抜け出し、新たな出会いへのワクワクと自分の可能性へのチャレンジ精神で明るい未来を見ているからか気持ちが澄んでいる。 

先日B型作業所への通所を終了して、面接3か所目では実習の話にもなったが、よく考えて直感で行きたい職場の方を選び4か所目で採用をいただけた。 

自動車関係の職場に決まったのだが将来的に整備士を取れるようにサポートもあるそうなので色々学びたいと思う。 

目標として、もう転職したくなく、長く同じところに勤めたいと思っている僕にとっては面接で感じた代表の人柄に身を託してみようと思い、悩み相談などあれば聞いてもらい、良い関係を築いてやっていきたいと思っている。 

元嫁さんと、友達、家族にも報告してみんな本当に喜んで応援してくれているので、期待に応えられるように頑張りたい。 

 

先日目にした一節に、「自立とは依存先を増やすことだ。何でも一人でしようとする人よりも上手に周囲の人たちに頼ることができる人の方が精神的に自立している。支柱が多い方が土台は安定する」とあった。この考えはその通りだと思うし、僕が出稼ぎに出た21歳の頃には思いもよらない言葉だった。 

職場、友人、家族、主治医などたくさんの人に頼りながら少しずつでも成長できる伸びしろはまだ僕にはあると思っているのでお世話になりながら成長したい。 

 

基本的な気持ちは30歳くらいと変わっていないし40代では性格的なものを変えるのは難しいかもしれないが、自分の性格と付き合っていくやり方は覚えてきたと思う。 

障害を持ち働くことができない人もいる世の中で、僕は仕事ができる状態にまで回復できたことを感謝している。 

特に両親は本当に心配した時期もあったであろうし、安心させるためにも継続して勤務しようと思う。 

少しずつゆっくり前へ、時には立ち止まりながら応援歌を聴き、ブログで整理しながら進んでいくぞ!