春来たる君の軌跡

統合失調症を発症するも回復し、日々前向きを目指しているお兄さんです。

就職

先日、もう一度実習の機会を作ってもらえるか聞いてもらった病院からの回答は、すみませんができませんという結果でした。 

残念だったが切り替えてもう一度就職活動の再開をして、本当に福祉系で探していくのか考えたところ、人と関わる仕事の楽しさもあるだろうが、それ以上に大変さもあるだろうと考えた結果、ストレスが少ない方を選ぼうと考え、選ぶ職種を過去の職歴でやったことのある農業が良いのではと思い立ってやってみたくなった。 

求人の中から同級生が代表をやっている会社が一番条件が良さそうで、ぜひ応募しようと決心して、ハローワークを通して面接をした。 

この代表は僕は学生時代にはほぼ交流は無いのだが、飲みに行く店が同じだったりして卒業してから何回か話はしたことがあるくらいだった。 

代表が高校卒業して専門学校に行き最初に就職したところは、僕の弟が勤めていた理容室であり、僕の弟とは同僚の立場だったことは知っていた。 

面接の時に代表から聞いたが弟が僕が障害を持ってしまったことを代表に相談したこともあったと聞いた。 

弟は僕にはほぼ病気のことを聞いてこないが、知らない所で抱えていたんだと知った。 

代表にも障害をもった身内がいるようで、家族の立場としても理解してあげたいが、全てを理解してもらえない本人の辛さもわかると話してくれた。 

長く病にかかってきたんだなあと優しく話してくれた代表は、親身に考えてくれる人だなあと嬉しく思った。 

ため込むタイプだべ?飲みにも行くしなんでも話せばいいや。と兄貴のように思えた。 

ここで職歴最後にしようなと言ってくれた代表のもとで僕は明日、5月1日から働くことになった。 

きっと縁があっての出会いだろうし、一緒にやっていこうと期待してくれた代表の為にも頑張ろうと思います。