またダメだった。
2日間フルタイム働いて3日目出勤したがまたパニック気味になった感じというか思考が停止した状態というか、作業することができなかった。
30分で早退して帰宅した。
元嫁さんがゴールデンウィークで休んでいたので状態を話したら家に来てくれた。
社長に電話したら、僕のことを採用するのは周りから反対されたけど知り合いということでも応募してきたということは、よっぽどの覚悟のうえできたであろうということで使うことにしたのにと。
みんな生活の為に働いているのにあなたは甘いと思うと言われた。
自分への悔しさと社長の期待を裏切ってしまった結果になったことで申し訳ない気持ちになり、元嫁の前で泣いてしまった。
希望をもって入社するも実際働くと脳と体が上手く動かなくなる。
脳と体が利いていたのはいつかと思い返すと一年前にリンゴ工場で働いていた時はきつかったがなんとかやっていた。その時もフルタイムで入ったのだが実際きつくて6時間勤務に変更してもらって体が持っていた。
しかし作業中の転倒で足を捻挫してしまい退職した。ここで退職しないで復職していたら違う未来だったのかもしれない。だが体力的にリンゴ箱を何百箱も運ぶ作業に限界を感じていたので、力仕事は年齢的にも無理だったかもしれない。
その前の宅急便バイトはどうだったかというと仕分け作業で頭がごちゃごちゃしてしまうし、病気の特性で脳が疲れやすいのもあり無理だった。
その前のクリーニング工場はどうだったかというと作業は難しいわけでは無かったが、同じ作業を隙間なく行うことにマイペースでできる作業ではないというところが僕に合わないと思った。それが仕事なんだからやらなきゃいけないのかもだけどずっとやっていくバイタリティが無かった。
その前のドラッグストア店員はどうだったかというと、前職のA型作業所から比べると仕事内容も多く時間に追われるような感覚に体調を崩してしまい、慣れる前に休養のため退職することになった。
半年後もう一度そのドラッグストアで働きたくなり面接するも不採用で思いは叶わなかった。
その前の3年居たA型作業所では衣類リサイクルや家電等リサイクルを楽しくやっていたし、環境も合っていたので問題なく作業できていた。
管理者の方が一般就労へ出てもよいと言っていただきステップアップで退職したのだが、今思うとこれほど合っていた職場は他には無かった。
昨日ハローワークでこのA型作業所の求人に再応募した。
国の規定で過去3年以内に居た事業所へまた就労する場合はその人に対する助成金は支給されないとのことだが、面接はしてくれるとのことである。
面接でぜひまた働きたいことを伝えて採用してくれたら恩返しのつもりで仕事に励みたいと思う。
人生に迷い生きることの辛さを感じる日々ですが、また立て直すことができるのも人生だと思う。
今はちょっともがく時で軌道に乗るまではしんどいけど、またあの時のような穏やかな日々に戻れるなら諦めないで進もうと思う。
障害をもったことは悔しくないかと聞かれたらそう思った時もあったと答える。
でも今はそれを受け入れてこの身体でやっていかなきゃいけないのだし、やっていく為の支援はこの国はあるほうだと僕は思う。
支えの中で生きていることは感謝している。
僕も辛いが同じような辛い境遇の人達に、それは甘えだとか、気持ちが弱いだけだとかで済ましてほしく無い。
今より良くなりたくてもがき苦しんでいる人がいて、それが自分の子供だったり兄弟だったりしたらどう支えてあげますか?
中には家族から支えてもらえない人もいるであろう。
そのときに頼るところはSNSだったり親友だったり病院の先生だったり。
思い返すと誰かしら頼る人、場所はあるだろうから、どうかその人、場所を大切にしてほしい。
一生の宝物にしていきましょう。
共に頑張ろうね。