春来たる君の軌跡

統合失調症を発症するも回復し、日々前向きを目指しているお兄さんです。

幸せとは

昔の自分と今の自分の違いは何だろうかと考えてみた。 

自分の弱さ、脆さゆえに調子を崩した時、そこから立ち直ろうという気持ちに直ぐなれて行動することができている。 

多くは人付き合いの中で理不尽なことをされて頭にくることが僕の体調を乱してきた。 

気にするなってとよく言われるが気になるものは気になるししかたないことで。 

真面目すぎると良くないとか優しすぎると良くないとか見たり聞いたりするが、僕自身は真面目すぎでもなく、さぼることや妥協することもできるし、優しすぎでもなく、自己中心的な部分が多い人間である。 

何に頭にくることが多かったかというと、それって相手が僕だからそういう態度でそういう言い方なわけでしょ?という場面が多かった。 

普段人に気をつかうことができている人が、僕に対しては人を見下すような言い方で突っかかってくる。 

はて?いつからあなたは僕に敵意を? 

きっと言いやすい空気を僕が持っているのだろうとは前から思っていた。 

僕のことをある程度知っている人は僕が心を閉ざすとそういう人とは関りを断つ性格だとわかっているだろう。それは多くの人が同じであると思う。 

その陰で怒りをぐっとこらえて時には涙を流すくらい悔しい思いをしているということをわかってほしい。他にも悔しい思いをする人が減る為に。 

心の傷は消えないもので考えたくなくても頭に浮かんできてしまう。 

その時の心のよりどころは必ず持っておいた方が良いだろう。 

信頼できる人が居て本当に良かった。 

その人が音楽を聴くのもいいよと言ってくれた。 

この前美容院に行ってきた髪を嬉しそうに見せてくれていい色だねと話した。 

その人はいつもより柔らかい表情に見えた。 

いつもの見慣れた部屋着姿が僕を落ち着かせた。 

その人がインフルエンザ予防接種をしてきたと言ったのを聞いて辛い思いはしてほしくないと思った。 

気が付くと自分より彼女の平穏を願っていた。 

その人は10年共に暮らしたパートナーだった。 

その人がいい曲だと教えてくれた曲はbacknumberの瞬きと言う曲。 

幸せとは星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃなく 大切な人に降りかかった雨に傘を差せることだ。 

 

大切な人に守られていたことに感謝して幸せをかみしめています。